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犯罪対策
~ワシントンDCエリアに暮らす邦人のための安全情報~
はじめに
 

2001年9月11日に発生した世界貿易センタービル及び国防総省ペンタゴンに対する悲惨なテロ事件は、米国があのような大規模なテロ攻撃の危険に常に直面しているという現実を冷酷なまでにつきつけました。ワシントンDC周辺にはテロの標的になりうる連邦政府機関が沢山あります。そうでなくてもワシントンDCは全米でも有数の犯罪多発地帯でもあります。

過去の教訓や統計から示される安全情報に基づいて、それぞれが自己のできる範囲内で安全問題に関心を払っていくことが、犯罪や危険に巻き込まれないための第一歩といえます。自分の身は自分で守る、そのために安全問題に関心を持ち、身の回りの状況に関心を持つことが大切です。

この情報は、ワシントンDC及びその周辺地域に在住されている在留邦人の方々が、安全に生活するための基礎的な情報を提供することを目的に作成したものです。皆様のお役に立つよう作成したものですので、是非ご一読下さい。  また、何か事件や事故等に巻き込まれた場合には、大使館領事班に遠慮なくご相談下さい。

 
1. 犯罪統計(2010年)にみる安全度
 

以下は、アメリカ全体、ワシントンDC市とその周辺及びアメリカの主要都市並びに日本全体及び東京都における10万人当たりの事件発生認知件数をグラフ化し、比較したものです。 なお、犯罪発生は、地理、人口、経済等の様々な要因により影響を受けるほか、アメリカと日本において、罪の定義は必ずしも一致しないため、以下の比較はあくまでも参考として御理解願います。

※1 出典: FBI犯罪統計(Crime in the United States 2010)、米国統計局データ(Population Finder)、警察庁犯罪統計(平成22年の犯罪情勢)、警視庁犯罪統計(警視庁の統計〈平成22年〉)及び統計局統計データ(人口推計平成22年)

 
 
2.近年の邦人被害例
 


ワシントンDC周辺において、近年報告された邦人の方の犯罪被害には以下のようなものがあります。

  • ユニオンステーションに到着し、待合室で待機中、足元に置いていたバッグを盗まれてしまった。
  • アレキサンドリアで、ホームステイ先の家人にコンピューターや貴重品など盗まれた。
  • 引越しの際、荷物を積んだまま、車を一晩路上駐車していたが、車ごと何者かに盗まれてしまった。
  • 駐車しておいた車に残しておいたバッグを盗まれた。
  • マウントバーノン駅付近の通りで、突然何者かに殴られた。
  • ATMカード(デビット機能付き)の情報を何者かに盗まれ、3,000ドルを1週間で悪用されていた。
  • 玄関の鍵をかけていなかったところ、入り口付近においてあったハンドバッグを盗まれ、中に入っていた現金を盗まれた。
  • 窃盗被害に遭い、警察が証拠品として押収した貴重品が警察内部で紛失した。
  • 家族主催のパーティー会場に短銃を所持した賊が押し入り、居合わせたパーティー客及び主催者等から金品を奪い逃走(マクリーン市)
  • 夕方のジョージタウンの繁華街でピストルを突き付けられ、金品を強奪された。
  • 主人が夜間不在中、何者かが無施錠の2階窓から侵入し、居合わせた主婦から現金等を強奪した。(マクリーン市)
  • 夕方、DC市内北西地区にある一戸建て家屋にセキュリティーシステムを壊して空巣が押入り、宝石・貴金属品が盗まれた。

 

 
3. 防犯
 


以上で見たように、ワシントンDC周辺は依然として犯罪多発地域です。犯罪に巻き込まれないよう、常に以下のような点に注意するよう心掛けてください。

(1)中・長期間家を空ける際、注意すべきこと

  • 新聞や郵便物が溜まっていると、一見して留守とわかってしまい、空き巣等にねらわれやすくなる。旅行等により長期間留守にするときは、新聞や郵便物は販売所および郵便局に配達停止を依頼しておき、帰ってからまとめて受領するようにすることが望ましい。
  • 不在家庭と悟られないため、タイマーにより夜間自動的に家屋の照明器具を点灯させることも防犯上効果的。
  • 戸締まりの確認を心掛ける。
  • 家の鍵を植木鉢の下や玄関マットの下に置いたりせず、信頼のおける人に預けるようにする。 
  • クレジット・カードやパスポート等の控えをとっておく。

(2)日常生活上留意すべきこと

  • 椅子や踏み台など、屋根や高い窓から賊が侵入しやすくなるものが家の周囲に置かれていないようにする。
  • 来訪者に対し、不用意にドアを開けないようにする。スコープや窓から相手を確認した上でチェーン越しに対応し、相手を完全に確認した上でドアを開けるよう習慣づける。
  • 昼間、夜間を問わず、不用意に窓、ドアを開放しないようにする。特に2階の窓は盲点になりやすく、施錠を怠りがちなので注意。
  • 家主等と相談し、警報装置を取り付けるのも対策のひとつ。
  • 空き巣、自転車などの盗難の下見をしている賊が家の周りをうろついているかもしれないので、注意を払うよう心掛ける。
  • 安易に人を信用して気をゆるめないようにする。
  • 緊急連絡先の電話番号を常に電話の近くに準備しておく。
  • 現金は重量のある小型金庫に保管するか、家に置かないようにする。
  • 侵入窃盗の典型的なものは、昼間に鍵をかけていない家に上がり込み、現金のみを狙うというもの。泥棒は、ドアをノックしていき、返事がなくて尚かつ鍵がかかってないことを確認し、正面から侵入するケースが大半で、ほかには裏庭で作業中などを見計らい、玄関先に置いてあるカバンやポーチ、財布などをかっぱらって逃走するという手段も見られる。
  • ATMの暗証番号を書いたものを財布に入れない。ビルの角にあるATMは避ける。レシートは捨てない。暗唱番号の入力を人から見られないようにする。
  • ラジオ等を聴きながら、又は電話をしながら歩くことは控える。

(3)自動車窃盗についての留意事項

  • アラーム、または、ハンドル固定器具を使用する。
  • 人目に付かない暗い場所に駐車しないこと。長時間駐車する場合には、出来るだけ監視人のいる有料駐車場におく。
  • ドアのロック、窓が完全に閉まっているか車を離れる前に確認する。
  • 車内にカーナビ、バッグやカメラなど貴重品を放置しておかない。

(4)旅行者に対する注意事項

  • 日本人の旅行者が遭う犯罪の大半が窃盗(スリ、置き引き)。周囲の状況に目を光らせるようにする。
  • ホテルでは、フロントには最小限の個人情報しか渡さないこと。緊急時の避難ルートの確認をすること。外出の際に貴重品はホテルの金庫に預けること。
  • 空港やホテルで、電話中足元に置いた荷物を持ち逃げされるケースが多い。電話中も荷物から目を離さないこと。
  • 部屋を出るときには電気、テレビは付けっぱなしにして誰かが部屋にいるようにアピールすることも効果的。
  • 滞在先のホテル名、住所、部屋番号は外出前に再確認しておく。
  • 荷物は常に視界にあるようにする。食事をしたり、品物を買う時などに、自分の横や後ろに置かないこと。
  • 親しげに話し掛けてくる人に気をとられたその一瞬に、足元の荷物を盗まれたりすることもある。コインをすぐ近くで落としたり、アイスクリームなどを服に引っかけたようなふりをして、こちらの注意をそらし、バッグなどを盗む手口もあるので注意。
  • ハンドバッグは、ひったくりを防ぐため、脇の下にはさむとよい。
  • どんなに良いホテルに宿泊していても、また部屋のドアのロックがしっかりしていそうでも、現金貴重品等は部屋の中に置かないようにする。朝食をとるために短時間部屋を離れる時でも、それらのものは常に身につけておくか、セーフティーボックスに入れておくようにする。

(5)車両移動時の注意

  • 通勤、通学のルートを最低3つは確認しておく、毎日同じルートで通わないようにする。
  • ルート上にある病院、消防署、ホテルなど24時間オープンしているところを確認しておく。
  • 車に乗り込む前に、中に誰か隠れていないか確認すること。
  • 自分の車に近づく際、車両の周りでうろついている不審者がいたら車に近寄らず、通り過ぎる。
  • カージャックは信号のある交差点、24時間営業のガソリンスタンド、スーパーマーケットの駐車場やATMの付近で起こりやすい。

(6)ガソリン盗への注意
最近、ガソリン高騰を背景に、ガソリン盗が増加している旨地元紙で報じられております。これに注意するためには、

  • 鍵付ガソリンタンクキャップを付ける。
  • 薄暗い、人気のない場所に駐車しない。
  • 路上駐車はできるだけ避ける。

 

 
 
4. 交通事故発生時の対応要領
 

アメリカに来ると、大多数の人が自動車を購入します。慣れない土地で自動車を購入し日常乗り回すことに、多少の不安を感じる方も中にはいらっしゃると思います。そこで、自動車にまつわるトラブルを少しでも避けられるように、いくつかの留意点を挙げてみることにします。

(1)車内に備えておくもの

  • 車両登録証(Registration Card)、車両保険証は常にダッシュボードなどに入れておく。ただし、車の権利証(Certificate of Title)は車内には入れておかない。車の売買のときだけに必要なので、家の安全な場所等に保管しておく。
  • 事故に遭ったときやバッテリーがあがったときのこと等を考えて、筆記用具、携帯電話、発煙筒、非常停止板、懐中電灯、軍手、バッテリー用ジャンプスタート・ケーブル、牽引用ロープなどを車に積載しておくとよい。

(2)事故に遭ってしまったら

意識的に気持ちを落ち着ける努力をしつつ、次のことを行う。

  • 相手の車両ナンバーを覚え、記録する。
  • 直ちに「911」にかけて、警察の臨場・事故処理を依頼する。怪我人がいるときには、「911」に救急車も要請する(怪我もなく、事故も軽いからといって警察の臨場を求めないと、保険請求の際に必要な警察の事故証明書を取るのが難しくなる。また、その場で事故証明書がもらえない場合は、事件ケース番号を担当の警察官からもらっておくこと。担当の警察官の名前又はバッジナンバーと所属警察分署名ももらっておくこと)。
  • 相手方の住所、氏名、電話番号、保険会社名、保険証番号をもらう。
  • 目撃者がいれば、その人の氏名、連絡先等を聞く。
  • 保険会社へ報告する(その後の事故処理は、通常、保険会社間で行われる)。
 
5.生活習慣の違いによる注意事項
 

日米の生活習慣の違いからくる「ちょっとうっかり」が、意外な事件になってしまうことがあります。

  • 子供への体罰が子供に対する虐待行為と見なされたり、夫婦間の痴話げんかが家庭内暴力として処罰の対象となり得る。
  • ショッピング中、幼児を車の中に残したり、幼児だけを家に残して外出することは、一般に法律で禁止されている。
  • 幼児を車に乗せる際にはチャイルド・シートの使用が義務付けられている。
  • 麻薬等の薬物の使用は米国では厳しく罰せられます。絶対に手を出さない。
  • 州により異なるものの、公共の場所はまず禁煙になっている。
 

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