安全情報 平成20年6月13日

在留邦人の皆様へ

日本大使館からのお知らせ(6月13日)
-サルモネラ菌感染症の発生に関する注意-

  1. 本年4月中旬以降、米国内のバージニア州を含む17州において、サルモネラ菌による感染症に関する報告事例が167件発生していることから、今般、米国食品医薬局(FDA)は、現在のサルモネラ菌感染症の発生は、特定のトマト(raw red plum, raw red Rome, raw red round tomatoes)及びそれらが含まれた製品の飲食が関係しているとの全米の消費者に対する警告を行いました。
    なお、FDAは、6月11日付の発表において、次のトマトはサルモネラ菌感染症発生と関連付けられないとしています。
    ・Cherry tomatoes(チェリートマト)
    ・Grape tomatoes(グレープトマト)
    ・Tomatoes sold with the vine still attached(つる付きの状態で販売されているトマト)

  2. サルモネラ菌は、動物や土壌・水中等に存在するバクテリアの一種で、接触により感染が拡大します。サルモネラ菌に汚染された食品を飲食した人は、多くの場合、発熱、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛の症状が見られます。それらの症状は通常4~7日間続きます。多くの場合、特に治療を施すことなく回復しますが、まれに重篤な症状を引き起こすこともあります。特に、幼児、虚弱体質な方、高齢者や免疫障害のある方は重症化するおそれがあります。

  3. 米国疾病対策予防センターは、トマトの扱いについての一般的な留意事項を以下のとおり助言しています。
    ・切ったトマト、皮を剥いたトマト、調理したトマトは2時間以内に冷蔵するか、さもなければ捨てること
    ・傷の付いたトマトの購入は避け、腐敗し始めたものは捨てること
    ・トマト全体を流水でよく洗うこと
    ・生で食すトマトは、生肉、生の魚介類、生の農産物(生もの)と分けておくこと
    ・食材を替える都度、まな板、皿、用具、調理台を熱湯と洗剤で洗うこと
    (日本大使館注:サルモネラ菌に汚染されたトマトは、調理時に手や調理器具等を通じ感染を拡大させるおそれがあるため、家庭での調理をもって必ずサルモネラ菌が全て除去されるとは限りませんのでご注意下さい。)

<参考>
米国食品医薬局(FDA) http://www.fda.gov/oc/opacom/hottopics/tomatoes.html
米国疾病対策予防センター(CDC) http://www.cdc.gov/salmonella/saintpaul/

(以上)