安全情報 平成20年12月5日

在留邦人の皆様へ

鳥インフルエンザの流行状況について

【渡航情報(感染症広域情報)】
感染地域に渡航・滞在を予定されている方は、家禽類や野鳥類への接触は避けてください。

1.最近の流行状況
2003年11月以来、東南アジア、中央アジア、欧州などの広い地域において高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が発生しています。現在も引き続き、世界各地でトリへの感染やトリからヒトへの感染が確認されていますので、御注意ください。最近の感染状況は以下のとおりです。
(1)ヒトへのH5N1型鳥インフルエンザ感染状況
2008年11月6日以降、ヒトへの感染は確認されておりません。(2008年12月2日現在)。なお、在インドネシア大使館及び在マッカサル日本国総領事館がインドネシア関係筋に確認したところ、11月中旬に発生した南スラウェシ州マッカサル市における17人のH5N1型鳥インフルエンザ感染疑い事例については、全員陰性であったとのことです。

 2003年以降でヒトへの感染が確認されている国は、以下のとおりです。
(2008年9月10日現在:出典 WHO

インドネシア 感染者数 135人(うち、112人死亡)
ベトナム 感染者数 106人(うち、52人死亡)
エジプト 感染者数 50人(うち、22人死亡)
中国 感染者数 30人(うち、20人死亡)
タイ 感染者数 25人(うち、17人死亡)
トルコ 感染者数 12人(うち、 4人死亡)
アゼルバイジャン 感染者数 8人(うち、 5人死亡)
カンボジア 感染者数 7人(うち、 7人死亡)
イラク 感染者数 3人(うち、 2人死亡)
パキスタン 感染者数 3人(うち、 1人死亡)
ラオス 感染者数 2人(うち、 2人死亡)
ナイジェリア 感染者数 1人(うち、 1人死亡)
バングラデシュ 感染者数 1人(うち、 0人死亡)
ミャンマー 感染者数 1人(うち、 0人死亡)
ジブチ 感染者数 1人(うち、 0人死亡)

  計15か国        感染者数    385人(うち、245人死亡)

(2)トリへのH5N1型鳥インフルエンザ感染状況
国際獣疫事務局(OIE)によると、2008年11月6日以降、タイ(スコータイ県)及びインド(アッサム州)において、トリへのH5N1型鳥インフルエンザの感染が確認されています。その他、インドネシア(西ジャワ州、中部ジャワ州、南スラウェシ州)でトリへのH5N1型鳥インフルエンザ感染が確認されています。

 現在までに、H5N1型鳥インフルエンザの発生が確認されている国・地域(61か国・地域)は以下のとおりです。

  • アジア(15):
    インド、インドネシア、カンボジア、タイ、韓国、中国、香港、日本、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス
  • 欧 州(26):
    アゼルバイジャン、アルバニア、イタリア、ウクライナ、英国、オーストリア、カザフスタン、ギリシャ、グルジア、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、スロバキア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フランス、ブルガリア、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニア、ロシア
  • 中 東(9):
    アフガニスタン、イスラエル、パレスチナ、イラク、イラン、クウェート、サウジアラビア、トルコ、ヨルダン
  • アフリカ(11):
    エジプト、ガーナ、カメルーン、コートジボワール、ジブチ、スーダン、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン

2.感染地域でトリに接触した日本人が、発熱や咳症状を発症して帰国した事例(結果的にはH5N1型ウイルスに感染していなかった。)も確認されていますので、鳥インフルエンザの発生国・地域では不用意にトリに近寄ったり触れたりせず、衛生管理にも十分注意してください。また、帰国時に高熱、咳症状がみられる場合に は、検疫所の健康相談室にお申し出ください。帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせください。その他、感染地域滞在の注意事項については、「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。(http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html

3.各国・地域におけるヒトへの感染状況等の詳細については、以下を始めとする各在外公館のホームページを御参照ください。

(問い合わせ先)

(了)