安全情報 平成21年5月5日

在留邦人の皆様へ

大使館からのお知らせ(2009年5月5日)
~ 新型インフルエンザに関するお知らせ(その11) ~

1.新型インフルエンザについては、4月29日、世界保健機関(WHO)は、新型インフエルエンザの警戒レベルを現行の「フェーズ4」から「5」(一つの地域内の2カ国以上で感染拡大が継続している状態)に引き上げました。これまでにお知らせしました時点から、米国内で感染が確認された事例は増えており、米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、5月5日午前11時現在(米国東部時間)、合計38州において以下のとおり計403例の新型インフルエンザの人へ感染が確認されています。

感染例のあった州

感染例の数

感染例のあった州

感染例の数

アラバマ

ミネソタ

 1

アリゾナ

17

ミズーリ

カリフォルニア

49

ネブラスカ

コロラド

ネバダ

コネティカット

ニューハンプシャー

デラウェア

20

ニュージャージー

フロリダ

ニューメキシコ

ジョージア


ニューヨーク

90

アイダホ

ノースカロライナ

イリノイ

82

オハイオ

インディアナ

オレゴン

15

アイオワ

ペンシルバニア

カンザス

ロードアイランド

ケンタッキー

サウスカロライナ

16

ルイジアナ

テネシー

メイン

テキサス

41(うち1名死亡*2)

メリーランド

ユタ

マサチューセッツ

バージニア

ミシガン

ウィスコンシン

合計:403例

※1.この情報は、CDCのホームページ上で1日1回更新されることになっています。
※2.なお、5日午後、テキサス州保健局は、新たに、州内に住む女性が新型インフルエンザにより死亡したとの発表を行いました。

このように引き続き米国を含む世界の各地で感染が拡大しており、皆様方においても引き続き報道や当局からの発表に注意を払って頂くとともに、下記3.のような予防措置をとって頂くようお願いします。

2.当地・近隣州における新型インフルエンザの発生状況(5月5日午後8時現在)は、以下のとおりです。
(1)メリーランド州
4日、メリーランド州保健精神衛生省は、同州において4件の新型インフルエンザ感染がCDCによって確認され、4件のうち1名はミルフォードミル・アカデミー(ボルティモア郡)の生徒、2名はボルティモア郡在住の成人、1名はアン・アランデル郡在住の幼児であり、同州において感染の疑いがあるのは計11名である旨発表しました。
また、オマリー知事は、1日、メリーランド州における公衆保健緊急事態を宣言し、1名でも感染の疑いがある患者のいる学校は14日間休校し、全ての課外活動を中止する旨発表しました。現時点で、以下の5校が休校となっています。

  • ロックヴィル高校(モンゴメリー郡)
  • ミルフォードミル・アカデミー(ボルティモア郡)
  • フォルガー・マッキンゼー小学校(アン・アランデル郡)
  • モントペリアー小学校(プリンス・ジョージ郡)
  • ユニバーシティ・パーク小学校(プリンス・ジョージ郡)

(2)バージニア州
4月30日、レムリー・バージニア州保健省長官は、同州にて2件の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表しました。患者は同州東部に住む男性と同じく中部在住の女性であり、いずれもメキシコへ旅行していたことがわかっておりますが、両者とも軽症で回復途上にあるとのことです。また、2日、レムリー保健省長官は、同州にて新たに1件の感染が確認され、患者はワシントン・アンド・リー大学の生徒であり、回復途上にあると発表しました。これにより、バージニア州の新型インフルエンザの感染事例は合計3例となりました。
また、3日、トランプ・ノーフォーク郡公衆衛生省長官代行は、同省にて新型インフルエンザ感染の疑いのある事例1件の報告を新たに受けた旨発表しました。患者は米国南西部において体調不良の親戚と接触した児童であり、現在は回復途上であるとのことです。

(3)ワシントンDC
1日、フェンティ知事はジョージ・ワシントン大学の生徒2名に感染の疑いがあり、CDCで検査中である旨を発表しました。5日、ワシントンDC市の保健局によれば、現時点では引き続き検査中であり、感染の確認は取れていないとのことです。

3. CDCは、衛生管理上の心がけとして、以下を推奨しています。

・頻繁に石鹸で手洗いをする。アルコールを含んだ手指消毒薬も効果的である。
・咳やくしゃみをする際にはティッシュを使用し、ティッシュはゴミ箱に捨てる。
・目、鼻、口に触らないこと。
・健康状態の悪い者に近づかないこと。
・もし健康状態が悪くなったら、仕事や学校を休み、家に留まり、他の者との接触を避けること。

4.外務省は、日本時間の4月28日、メキシコに関する感染症危険情報を発出し、渡航を予定されている方に対し、報道等により現地の最新情報の入手に努めつつ、事態が沈静化するまでの間、不要不急の渡航は延期するよう注意喚起しています。また、日本時間の30日、メキシコ以外で新型インフルエンザ感染が確認されている国の感染症危険情報を発出(5月5日改訂)し、日本時間の5日、新型インフルエンザの感染状況について第6報の広域情報も発出していますので、以下のウェブページをご参照下さい。

メキシコに関する感染症危険情報 (※感染防止対策についても触れています)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=264
メキシコ以外で新型インフルエンザ感染が確認されている国の感染症危険情報(5月5日改訂)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009T081
新型インフルエンザの流行について(第6報)(広域情報)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009C141

5.また、当館ホームページ上では、日本語で受診が可能な医院を紹介しています(以下のリンクをご参照下さい)。
../medical_info.htm

6.在留邦人の皆様におかれましては、下記のホームページ等も適宜ご参照ください。

CDC(米国疾病管理予防センター)ホームページ
http://www.cdc.gov/h1n1flu/index.htm
米国国務省ホームページ
http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/pa/pa_mexico_swine_flu.html
WHO(世界保健機構)ホームページ
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html
外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp
農林水産省ホームページ
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

7.今後も、このような情報を領事配信メール(登録方法は当館ホームページの安全情報「緊急メール登録」をご参照下さい。)等にて皆様に通知します。

以上