外国人との離婚による氏の変更届 記入上の注意

氏の変更届書記入上の注意について

外国人との離婚による氏の変更届書記入例と照らし合わせながら、下記をご覧下さい。
(注:外国人との離婚による氏の変更届と左上に太字で記載されているA4サイズの用紙(レターサイズより縦が少し長く、横が少し短い大きさ)のことを「氏の変更届書」または「届書」と表現します。)

届書は、日本語(漢字、ひらがな、カタカナ)で記入してください(届書最下部(枠外)の届出人の連絡先を除く)。届書は永年保存されますので、鉛筆や消えやすいインクで書かないで下さい。

届書に記入ミスがありますと正式に受け付けできませんので、届出人に返送いたします。返送扱いとなると、郵便等でのやり取りとなりますので、氏の変更の戸籍への記載が遅れます(大使館からは普通郵便で届出人に返送します)。以下の注意点をよく読んで、記入ミスのないようにお願いします。記入に際して、不明な点がありましたら、戸籍係にご照会ください。

届書に記載した文字等を訂正・加入・削除するときは、ホワイトアウト(修正液、修正テープ)等は使用できません。訂正前の文字が判別できるよう誤字の上に二重線を引き、その上に印鑑押印(拇印)をして訂正・削除して下さい。文字を追加する場合にも押印して下さい。イニシャルやサインを付記して訂正することは認められません。

印鑑をお持ちでない場合は、拇印(右手親指)をして下さい。なお、朱肉をお持ちでない方で、スタンプインクを新たにご用意される場合は、可能であれば黒色インクでなく、訂正事項が判別し易いように赤色や紫色インクのものをご用意いただきますようお願いします。

なお、ここでは、あくまでも戸籍上の日本人の氏(苗字)の変更について説明をしています。米国で使用する氏名と混同される方がいますが、米国で使用する名前については、米国のそれぞれの関係機関(米国運転免許証については各州の交通局、米国永住権については米国移民局など)へお問い合わせください。

<届書用紙左上の届出年月日>

  • 原則として本籍地(本籍のある市区町村の役所)の長または在外公館(大使館や総領事館のこと。以下同じ)の長が届書を受け付ける日(領事窓口に出向いて直接提出する場合は、その提出日)ですが、郵送で提出する場合は、届書を実際に記入した日(投函日以前の日)を記入して発送してください。なお、日本国内の家庭裁判所の許可の要らない「氏の変更届書」は、結婚した日から6ヶ月以内に提出する必要がありますので留意してください。特に、郵送で提出する場合は、発送する日ではなくて、大使館領事班が受け取る日(休館日を除く平日)が結婚後6ヶ月以内である必要がありますので注意してください。


<氏を変更する人の氏名欄>

  • 氏を変更する人の氏名

    「氏の変更届書」を提出することにより、外国人と離婚した人の氏名を例えば「外務花子」から「ラスト花子」というように、氏(苗字)のみを外国人配偶者の称している氏と同じ読み方に変更できます。離婚する前の氏名(戸籍に記載されている氏名)を記入して下さい。
  • 生年月日

    氏を変更したい人の生年月日を、戸籍に記載されているとおり、昭和、平成等の元号で記入して下さい。


<住所欄>

  • 住所

    (a)現住所を日本語(漢字、カタカナ、ひらがな)で日本式に国名から番地まで記入してください(以下(b)及び(c)参照)。アパート等の部屋番号がある場合は、「番地/番」の後に記入して下さい(部屋番号(記号)だけはアルファベット使用可)。郵便番号(Zip Code)は、記入しないで下さい。

    (b)行政区画(郡/市/町/村)についても各自で確認をした上で、△△郡や〇〇市などと記入して下さい。届書に市や町の行政区画単位が記入されていないと受け付けられませんので、必ず記入して下さい(ご不明な場合は、記入前に戸籍係にお電話ください)。

    (c)英語の現住所(通常は、 Mailing Address)には表われないCounty(郡)名を届書の住所欄には記入する必要はありません。(例えば、英語の住所表記にはないMontgomeryを日本語でモンゴメリー郡と記入する必要はありません)。
    《例》2520 Massachusetts Ave., NW, Washington, DC
    → アメリカ合衆国コロンビア特別区ワシントン市北西マサチューセッツ通り
    2520番地

    9901 Medical Center Drive, Rockville, MD
    → アメリカ合衆国メリーランド州ロックビル市メディカルセンタードライブ
    9901番地

    3300 Gallows Road, Falls Church, VA
    → アメリカ合衆国バージニア州フォールスチャーチ市ギャロウズロード
    3300番地

    1701 N. George Mason Dr., Arlington , VA
    → アメリカ合衆国バージニア州アーリントン郡北ジョージメイソン通り
    1701番地
  • 世帯主(せたいぬし)の氏名

    (a)世帯主とは、世帯(居住と生計をともにする家族等)の中心となる人をいいます。

    (b)届書を提出をするときに、既に夫/妻が同居をしている場合は、世帯主となっている夫妻のいずれか又はその他(同居している親)の人の氏名を記入して下さい(以下(c)参照)。

    (c)世帯主が外国人の場合は、氏、名の順にカタカナで記入。名にMiddle Nameがある場合には、First Nameの後に続けてカタカナで記入して下さい。なお、氏と名の間に「、」を記入し、First NameMiddle Nameの間には「・」や「,」は記入しない。日本人の場合は、戸籍上の氏名(変更前のもの)を記入。


<本籍欄>

  • 本籍/筆頭者の氏名

    外国人配偶者と結婚するまでに戸籍の筆頭者でなかった日本人(親の戸籍に入っていた日本人)は、外国人配偶者との離婚届を日本の役所(大使館・総領事館、市区町村役場)に提出することによって、親の戸籍から出て、自分自身を筆頭者とする新しい戸籍が編製されることになります。つまり、例えば、結婚前の氏名が外務花子であれば、外国人と結婚しても外務花子のまま筆頭者となって新しい戸籍ができます。

    「氏の変更届」は、離婚届と同時に提出する場合であっても、離婚届が受け付けされた後に処理されますので、例え新しい戸籍ができ上がってなくても、この「氏の変更届書」に記載する筆頭者は、届出人である自分自身(外国人と結婚した日本人)となります。従って、この「氏の変更届書」記入の際は、離婚前の戸籍の筆頭者であった父/母の氏名を記入しないで下さい。

    本籍は、「離婚届書」を提出するまで親の戸籍に入っていた人は、「離婚届書の<(4)離婚後の夫婦の氏・新しい本籍欄>」に記入した新本籍(=結婚後の本籍)をハイフン等を使わずに記入して下さい。また、離婚前に既に筆頭者となっていたときは、「離婚届」の提出により新しい本籍を設定する(新しい戸籍を編製する)ことはできませんので、その結婚前の本籍をハイフン等を使うことなく、戸籍に記載されているとおりに正確に記入してください。


<氏欄>

  • 変更前の欄には、上記の筆頭者の氏名欄に記入した自分自身の氏名のうち、氏(姓)のみ記入して下さい(初婚の人は親の苗字と同じ)。
  • 変更後の欄には、離婚届書に記入した外国人配偶者の氏(カタカナまたは漢字)、または離婚届を既に提出済みの場合は戸籍に記載されている外国人配偶者の氏(カタカナまたは漢字)を記入してください。なお、米国人と結婚した場合は、米国人配偶者の氏名は戸籍にカタカナで記載されます(アルファベットでは記載されません)。外国人配偶者が中国、韓国籍等の人で漢字の氏名を使用している人については、日本文字としての漢字を用いるときに限り、離婚届書/戸籍に漢字で氏名が記入できます(この場合、その漢字の読み方をひらがなで記入して下さい)。


<配偶者の氏名欄>

  • 「離婚届書」に記入した外国人配偶者の氏名(カタカナまたは漢字)、または戸籍に記載されている外国人配偶者の氏名(カタカナまたは漢字)を記入してください。外国人配偶者の名にMiddle Nameがある場合には、First Nameの後に続けてカタカナで記入して下さい。なお、First NameMiddle Nameのカタカナ表記の間に「・」(中ポツ)や「,」(コンマ)を記入しないで、二段書きにするか、スペースを空けるか、そのまま続けて記入して下さい。


<離婚年月日欄>

  • 結婚した年月日を元号(平成)で記入して下さい。「離婚届書の<その他欄>」に記入した離婚成立年月日または戸籍に記載されている当該外国人配偶者との離婚年月日を記入します。ここに記入される年月日から6ヶ月以内が、家庭裁判所の許可なく「氏の変更届」を提出できる期間となります。なお、西暦2008年は平成20年です。


<氏を変更した後の本籍欄>

  • 氏を変更したい人(夫/妻)の戸籍内に、子がいない場合は、この本籍欄は記入しないで下さい(空欄のまま提出)。
  • 同じ戸籍の中に、子がいる場合は、「氏の変更届」を提出することにより、氏を変更したい人(夫/妻)について新しい戸籍が編製されますので、希望する新本籍をこの欄に記入して下さい。今までと同じ本籍を記入しても差し支えありませんが、場合によっては、全く同じ本籍にできないことがあるので、事前に本籍役場に同じところに本籍を設けることができるかどうか確認されることをお勧めします。
    また、今までと同じところに本籍を設けたとしても、子とは別々の戸籍になります。つまり、「氏の変更届」により、『子の父/母の氏』は変更することができますが、子の氏そのものは変更されず、親のみ新しい戸籍が作られ、子は今までの戸籍に残ったままとなります。子の氏を変更したい場合は、別途「入籍届」(にゅうせきとどけ)を2枚提出し、子を親の戸籍に入れることにより、子の氏が親と同じになります。『子の父/母の氏』の変更を希望する場合は、<その他欄>にその旨を記入することにより変更することができます。


<その他欄>

  • 氏を変更したい人(夫/妻)の戸籍に子がいない場合は、この欄には通常何も記入する必要はありません。
  • 氏を変更したい人(夫/妻)の戸籍に子がいる場合は、この欄に以下のとおり記入することによって『子の父/母の氏』(子の氏ではありません。)を変更することができます。

    《例》 (太字の部分をそのまま記入し、続けてその子の続き柄(長男、長女など)と名(戸籍に記載されている名。なお、氏は記入不要)を記入して下さい。)
      同じ戸籍にある長女 ○○


<届出人署名押印欄>

  • 氏の変更を希望する日本人(夫/妻=届出人)が、自分自身で、変更前の戸籍上の氏名(漢字、ひらがな、カタカナ)を記入して、押印して下さい。なお、印鑑(三文判でも可)をお持ちでない場合は、拇印(右手親指)をして下さい。


TEL/ADDRESS欄-届出人の連絡先及び電話番号>

  • 届出人の米国滞在中の住所(英語表記)及び昼間連絡が可能な電話番号を記入して下さい。