令和2年度外務大臣表彰　ワシントン日本語継承センター

　2020年12月1日、外務省は、令和2年度外務大臣表彰を発表し、この中でワシントン日本語継承センターが受賞することが公表されました。今回、同センターは、アメリカ合衆国における日本語教育推進の功績が認められ、外務大臣表彰を受賞することとなりました。

　ワシントン日本語継承センターは、日本にルーツを持ち米国に永住する子女を主な対象として、ワシントンDC圏において、日本語教育および日本文化の理解促進に長年にわたり取り組み、2019年に15周年を迎えました。週末の授業以外にも、全米桜祭りなど地域のイベントに参加し、一般市民への日本文化普及に努めてきました。日本にルーツを持ち米国に永住する子女は、米国における親日派・知日派として将来の活躍が期待され、同センターは長年にわたる活動により、日米関係の架け橋となる次世代リーダーの育成に顕著な功績を果たしてきました。

　外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。