令和2年春の外国人叙勲 メレーン・ヴァーヴィア元国際女性問題担当大使

令和2年4月29日
press release

2020年4月29日

在アメリカ合衆国日本国大使館

 
令和2年春の外国人叙勲
メレーン・ヴァーヴィア元国際女性問題担当大使

 2020年4月29日 (日本時間)、日本政府は、令和2年春の外国人叙勲受章者を発表し、この中でメレーン・ヴァーヴィア元国際女性問題担当大使が叙勲されることが公表されました。同氏は、日米間の女性活躍推進分野における関係強化に寄与した功績が認められ、本年、旭日中綬章を受章することとなりました。

 
  • 賞賜: 旭日中綬章
  • 功績概要: 日本・アメリカ合衆国間の女性活躍推進分野における関係強化に寄与
  • 氏名: メレーン・ヴァーヴィア(Melanne Verveer)
  • 主要経歴:
    • 元 ヒラリー・クリントン大統領夫人首席補佐官
    • 元 国際女性問題担当大使
    • 現 ジョージタウン大学女性・平和・安全保障研究所(GIWPS)長
  • 住所(国籍): コロンビア特別区(アメリカ合衆国)
 

 ヴァーヴィア氏は,GIWPS 所長として日本国政府が主催する国際女性会議「WAW!」の創設に当たって戦略的助言を行うなど大きな役割を果たしたほか、パネリストとしても「ワークライフ・マネジメント」「平和・安全保障」「女性と経済」など様々な観点から重要な発言を行い、日本の女性活躍支援政策に多大な影響を与えました。さらに、途上国における平和構築・防災における女性の役割について独立行政法人国際協力機構(JICA)と共同で調査を行い、提言をとりまとめました。


 同氏は2009年から2013年に米国務省の初代国際女性問題担当大使を務め、途上国の女性活躍推進分野に関する日米協力の強化に重要な役割を果たしました。


 また、1997年から2001年にはヒラリー・クリントン大統領夫人(当時)の首席補佐官を務め、日米関係の強化を支援しました。


 このように、日本における女性活躍支援政策の前進及び研究の発展に大きく貢献しました。

 
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