令和3年秋の外国人叙勲　ブラッド・ロバーツ

　2021年11月3日、日本政府は、令和3年秋の外国人叙勲受章者を発表し、この中でブラッド・ロバーツ元米国国防次官補代理（核・ミサイル防衛政策担当）が叙勲されることが公表されました。同氏は長年にわたる日米間の防衛分野における関係強化の功績が認められ、旭日中綬章を受章します。

　ロバーツ元国防次官補代理は、米国国防次官補代理（核・ミサイル防衛政策担当）として、日米拡大抑止協議の開催を含め、日米同盟の根幹の一つである拡大抑止に関する両国の相互理解を向上させるべく、強い指導力を発揮しました。また、同氏は研究者として、日米両国における防衛政策や日米同盟の重要性に関する理解の深化に貢献することで、日米同盟の強化にとって重要な役割を長年にわたり果たしてきました。

　ロバーツ元国防次官補代理の旭日中綬章受章は、同氏をはじめとする両国の関係者が長きにわたりその深化に努めてきた日米同盟の重要性を再確認するまたとない機会です。ロバーツ氏による日米同盟への貢献に改めて深い感謝の意を表すると共に、今後のますますの御活躍を心から祈念します。