大使紹介
令和5年12月5日

令和 5年12月5日
この度、駐アメリカ合衆国大使として着任しました山田重夫です。着任に際し、御挨拶を申し上げます。ワシントンDCは3回目、8年ぶりの勤務となります。
本年は日本外交及び日米関係にとって重要な一年でした。5月にはG7議長国として、バイデン大統領の参加を得て広島サミットを開催し、8月にはキャンプ・デービッドにて歴史的な日米韓首脳会合が開催されました。
2024年は、岸田総理の早期の国賓待遇での公式訪問や米大統領選挙を控え非常に重要な一年となります。複雑な国際情勢の中、日本にとって唯一の同盟国である米国との関係深化の重要性はかつてないほどに高まっており、駐米大使としてその最前線で仕事ができることを喜びに感じるとともに、非常に大きな責任を感じております。
現在の非常に良好な2国間関係は、日本コミュニティの皆様が全米で長年築き上げてきた信頼の賜物です。今後、この広大で多様な米国の各地に足を運び、そこに根ざす活動を行っている在米邦人の皆様、日系企業の皆様、そして日系人の皆様と直接お会いして対話を深めていきたいと考えています。また、来年の日米観光交流年、毎年恒例の全米桜祭りなどを契機に、日米の人的交流が一層活性化することを期待しています。日米関係の揺るぎない基盤としての人と人との交流が更に深化していくよう、取り組んで参ります。
今後とも、日米関係の更なる発展に向け大使館一丸となって努力していく所存ですので、皆様の御支援、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
山田 重夫